

◆◆◆◇◇ 〜いま伝えたい“在日コリアン”〜青年発信事業
在日の歴史を表現する トークイベント&上映会 ◇◇◆◆◆
在日コリアン青年連合(KEY)では、2007年9月2日に、作家の梁石日さん、映画監督の梁英姫さんをお呼びしてのトークイベント&映画上映会を開催します。多くの方にご参加していただきたく思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
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●●イベントの詳細●●
日 時: 2007年9月2日(日)
場 所: 大阪市立中央会館
〒542-0082 大阪市中央区島之内2-12-31
地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」下車 徒歩6分
[地図]http://www.city.osaka.jp/shimin/shisetu/01/chuoukaikan.html
プログラム: 1部:10時開場 「ディアピョンヤン」上映
2部:13時開始 梁石日氏と梁英姫監督の対談
16時半 終了予定
参加費:1部のみ 1000円
2部のみ 1000円 (前売り800円)
※65歳以上の方は無料、介助が必要な方について介助者1名は無料
主 催:在日コリアン青年連合(KEY)
※KEYのホームページにも本イベントの案内を掲載しています。
http://www.key-j.org/program/doc/zainichi20070902.html
●●イベントの詳細、チケット販売等に関する連絡先●●
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在日コリアン青年連合(KEY)事務局
TEL:06-6762-7261 FAX:06-6762-7262
e-mail:info@key-j.org
http://www.key-j.org/
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●●講師のプロフィール●●
▼梁石日(やん・そぎる)さん
1936年大阪市生まれ。
1950年代後半より、詩人・金時鐘らと同人誌を刊行。29歳の時、事業に失敗し、各地を放浪したのち東京でタクシー運転手を10年務める。
『血と骨』(幻冬舎文庫1998年)で第11回山本周五郎賞を受賞。百万部のミリオンセラーとなる。この作品は2004年に崔洋一監督、ビートたけし主演で映画化され大きな注目を集めた。
主な著書に、映画『月はどっちに出ている』(崔洋一監督1993年)の原作となった『タクシードライバー日誌』『タクシー狂躁曲』(共にちくま文庫)、日韓合作で映画化(金守珍監督2002年)された『夜を賭けて』『旅譜の果て』『Z』『断層海流』(いずれも幻冬舎文庫)、評論集『アジア的身体』(青峰社)、『異端は未来の扉を開く』(アートン)、『夜の河を渡れ』(新潮文庫)、『雷鳴』(徳間文庫)など。
小説『闇の子供たち』は阪本順治監督によって映画化。来年2月以降に公開される。
▼梁英姫さん(やん・よんひ)さん
日本で生まれ育ったコリアン。ニュースクール大学大学院コミュニケーション学部メディア研究科修士号取得。
1995年からドキュメンタリーを主体とした映像作家として「What Is ちまちょごり?」「 揺れる心」「キャメラを持ったコモ」など数々の作品を発表する。
また、タイ、バングラディシュ、中国などアジアを中心とした様々な国で映像取材。
現地に長期滞在し当事者の視点で取材を続ける。
1997年渡米。約6年間ニューヨーク滞在し、様々なエスニックコミュニティーを映像取材する。
2003年に帰国後、日本での活動を再開する。
2005年、初監督作品・映画「ディア・ピョンヤン」を発表。
2006年8月、初エッセイ「ディア・ピョンヤン」を発表。
●●映画「ディア ピョンヤン」紹介●●
(2005年日本 監督・脚本・撮影:梁英姫 製作:チェオン/CHEON Inc. 配給:シネカノン)
大阪で生まれ育った梁英姫監督が、自身の家族を10年にわたって追い続けた ドキュメンタリー映画。北朝鮮に〈帰国〉した3人の兄たちと、朝鮮総連の活動に人生を捧げた両親を記録した父親と娘との離別と再会、そして和解を描く感動作。
http://www.film.cheon.jp/
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■事業趣旨文■
日本社会には現在、200万人を超える外国人が在住しています。また外国籍から日本国籍に変更した人や、日本人と外国人を親に持つ人など「外国にルーツを持つ日本国籍者」の存在も含め、その数は年々増加しています。日本社会を構成する市民のルーツが多様化しているそのような状況に「多文化共生社会」という言葉があてはめられています。その「共生」へ向けた努力は様々な形で行われてはいますが、実際には「共生」という言葉とは乖離した現実も存在します。外国人が単純労働力とみなされ、低賃金かつ劣悪な環境で働かされていることも稀ではなく、また「犯罪予備軍」として常に監視の目にさらされています。
そのような在日外国人を取り巻く厳しい環境は、この数年で新しく生じたものではありません。日本の植民地支配の背景を持つ在日コリアンは、その形成から厳しい状況にありました。1910年の日韓併合以降、日本政府のとった様々な政策の過程で朝鮮半島に留まることが難しくなり、日本に渡るという選択を行ったコリアンは1945年8月15日の「解放」以降も60万人を超える人たちが様々な理由から日本に留まることになりました。差別と偏見が渦巻く中で、在日コリアンは自身の生活とアイデンティティーを守るために様々な闘いを行ってきました。その成果として在日コリアンを取り巻く環境は少しずつ改善されてきましたが、未だに高齢者や障がい者の無年金状態等、残されたままの課題も存在します。また最近になりインターネット上では在日コリアンを中傷する記述が目立ち、現実社会においても未だに入居や就職時での差別事象は後を絶ちません。そのような状況であるにもかかわらず「在日特権」なる言葉が用いられ、在日コリアンがあたかも日本社会で「特別」な利益を享受しているかのようなイメージが与えられています。「解放」から60年以上経った今もこのような状況が続いています。このような在日コリアンを含めた在日外国人全体を覆っている状況の原因を探ったときに私たちは日本社会の根本的な排外主義や差別意識といった歪みに気付かざるを得ません。
私たち在日コリアン青年連合(KEY)は植民地支配の歴史を持つ在日コリアンとして、日本社会に根ざす市民として、そして東アジアの一員として、差別の無いあらゆる人権が尊重された社会をこの日本社会で実現させたいという思いがあります。そのためにも私たち自身が在日コリアン一世・二世の声を受け止め歴史を心に刻み、そこで学んだことを様々な形で社会に伝えていきたいと思います。「いま伝えたい在日コリアン」の歴史と現状をその在日コリアン青年の立場から発信していく今回の取り組みは、自身の歴史と現状を伝えることに留まるのではなく、この社会の排外主義や差別意識を無くしていきたいというところから出発しています。国籍や出自による差別で苦しむことのない社会に一歩ずつ近づくため、私たちは声を伝えていきます。
在日コリアン青年連合(KEY)